ORGANIC オーガニック・有機について

JAS OMIC

有機JASマークは、太陽と雲と植物をイメージしたマークです。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を表しています。

日本でわずか0.24%しか存在しない貴重な「有機JASマーク」付き食品

有機食品は、国内でわずか0.24%しかない大変貴重なものです。(※1)「有機」として販売するには、農林水産省が定めた登録認定機関により、「有機JAS認定」を取得する必要があります。厳格な基準に従い、多岐にわたる全ての要件を満たすこと、また、最低1年に1度、検査が入り、書類審査、実地検査が行われ、規格が満たされなければ認定自体が取り消されるという厳しい法制度になっています。「有機JASマーク」付き食品は、自然環境との調和を大切に生産された証、他の生産物と混ざらないようにしっかり管理された信頼の証でもあります。(※1)農林水産省 平成25年度 認定事業者に係る格付実績

有機JAS認定

有機JAS認定とは、農林水産省が制定する有機JAS規格に合格したものだけが、「有機JASマーク」を表示することができる制度です。有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査し、その結果認定された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。日本では、「有機JASマーク」がない食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示をすることは法律で禁止されています。

有機農業

自然が本来持っている多様な生態系の機能を活かし、循環と共生を重視して生産されます。農薬や化学肥料を使用せずに、土の中の微生物の働きにまで目を向けて土づくりに励み、農産物を栽培します。病害虫の防除は容易ではなく、有機農業を実践するには大変な労力がかかります。

有機農産物

堆肥等で土作りを行い、種まき、または植え付けの前2年以上、禁止された農薬や化学肥料使用していないほ場で栽培されたもの。多年生植物の場合は収穫前3年以上。栽培中も禁止された農薬、化学肥料を使用していないもの。遺伝子組み換え技術を使用していないもの。

有機加工食品

有機農産物、有機畜産物を原材料として使用し、原材料の95%以上が有機であるもの。但し、水、食塩は原材料から除外。食品添加物は許可されたもの、限定された目的に限り5%まで使用できる。但し、下記の場合は除外。【使用禁止の食品添加物が入っている場合】【遺伝子組み換え食品が入っている場合】【放射線照射食品が入っている場合】・薬剤汚染の無いよう管理された工場(※有機JAS認定を取得した)で製造されたもの・遺伝子組み換え技術を使用していないもの

有機畜産物

えさは有機飼料を与えられたもの野外への放牧など、ストレスを与えずに飼育されたもの。(アニマルウェルフェア)抗生物質等を予防目的で使用していないもの。遺伝子組み換え技術を使用していないもの。